フォレストアドベンチャー・こすげ

フランス発、自然共生型のアウトドアパークであるフォレストアドベンチャーは現在、日本の中だけでも山梨や長野をはじめ全国に25か所あり、専用のハーネス（安全装置）を装着して、樹へ登ったり、樹から樹へ渡ったり、滑り降りたりと全身を使った様々なアクティビティをクリアしていく冒険施設です。
施設は森を森のまま活用したパークづくりが最大の特徴となっていて、自然への負荷が最低限に抑えられています。

「フォレストアドベンチャー・こすげ」は奥多摩の少し奥にある小菅村で体験をすることができて都心から2時間ほどとアクセスがよいのが嬉しいところ。体験ができるコースは2コースありアドベンチャーコースとキャノピーコース、それぞれに身長制限が設けられています。子どもの身長に合わせてコースを選ぶことができるので無理なく楽しむことができます。

アドベンチャーコースの見どころのひとつに日本で唯一「森から飛び出し、畑を越え里山を見下ろす」ジップスライドはスリル満点！滑りながら感じられる爽快感にはまってしまいそう♪
キャノピーコースは身長110センチ以上となっており大体小学1,2年生あたりのお子様が初めてのフォレストアドベンチャーを体験するのによい、難易度が比較的低い設定になっています。もちろん、キャノピーコースにもジップスライド体験ができます。森の中で木々に触れたり清らかな空気を吸い込みながら身体を動かすことができるフォレストアドベンチャーでここでしか味わえない体験を家族みんなでお出かけしてみませんか♪


フォレストアドベンチャーでは「自分の安全は自分で守る」ことが大原則となっており、自分で安全を確保して前へ進みます。大人も子どもも条件は一緒。コースに入る前にスタッフの方からハーネス（安全装置）の使い方や注意するところなどレクチャーを受ける時間がありますので集中してお話を聞いてください。間違った使い方をするとけがをする恐れがあります。

子どもは大人を頼ることなく自分の安全を自分で守るわけですから意識を高く、集中をし真剣になって楽しむことができるので子どものたくましい一面が見られるかもしれません。レクチャーを受けた後は低い木での練習があり、練習後に本コースへとスタートするので安心して取り組むことができます。

身長110センチ以上のキャノピーコースでは小学2年生までは必ず18才以上の保護者同伴（大人1名に対し、子ども4名まで）が必要となりますが、小学3年生からは子どものみで参加をすることができます。その際に大人は地上からの見守りとなります。身長140センチまたは小学4年生から参加をすることができるアドベンチャーコースは、スリリングな面もあり大人も一緒に家族みんなで楽しむことができます。


キャノピーコースの所要時間は約1時間（7サイト31アクティビティ）、アドベンチャーコースは約2時間（5サイト42アクティビティ）となっています。難易度は違うもののどちらのコースも樹の上での大冒険！樹から樹へ渡る際には高さがあるため高度感を感じますが、ハーネスで安全確保をしっかり行うことができれば、万が一足を踏み外すことがあっても落下をすることはありません。
樹の上からの景色はいつもの見る景色とは違ってわくわくどきどき。そしてなんといっても樹からロープを滑り降りてくるジップスライド！ロープに自分の身をゆだねるのにはじめは勇気がいるかもしれませんが、いざ、滑り降りると今まで味わったことのないスリルと爽快感を感じられることでしょう。夢中になって楽しめるのであっという間にコースクリアしてしまうかもしれません。

時間に余裕があればボルダリング体験もお薦めです。キャノピーコースの子どもは利用無料（施設利用料500円と靴レンタル料500円がそれぞれ無料）でそれ以外の大人もしくはアドベンチャーコースの子どもはレンタル靴料金（500円）で利用をすることができます。自分の足に合う靴を借りたら、壁に打ち付けてあるホールドを手と足を使って登っていきます。床は柔らかいマットになっていますので安心して遊べます。
その他にもスラックラインやトランポリン、けん玉遊びなどのアクティビティがあるので飽きることなくたっぷり遊ぶことができます。


コースで遊ぶ際には、滑り止めがついているような軍手があると手を痛めることなく遊ぶことができるので、家にあるようでしたら忘れずに持っていくと便利です。が、家にない場合や忘れたときは、受付や物産館にてフォレストアドベンチャーオリジナルのフォレスト軍手を1つ300円で購入することができます。カラーが選べてデザインが可愛くおすすめです。
またフォレストアドベンチャーで遊ぶ際には身軽で遊びたいですが、ロッカーはありません。荷物置き場があるのでそこに荷物を置かせてもらい、貴重品は無料レンタルのショルダーで持っていくといいですね。
写真を撮るためのカメラなどは自己責任のうえ、コースに持って入っても大丈夫とのこと。アクティビティ中にポケットから物が落ちることもあるので、ポケットの中のものも空にしておいたほうが良いでしょう。
靴は運動靴（サンダル不可）での参加、服装は動きやすく汚れてもいいもので長袖長ズボンがお薦めです。妊娠されている方や飲酒されている方は利用できませんのでご注意ください。


隣接する「道の駅こすげ」にある源流レストランでは、小菅村の自然の中で育った食材をふんだんに使ったお食事ができます。お天気の良い日には外の開放的なテラス席が気持ちいいかも。店外でもコロッケやソフトクリームなどテイクアウトができるものも販売されているので、家族みんなで森林浴をしながら美味しくいただけそうですね♪

同建物には赤ちゃんのオムツ替えができる設備が整ったトイレがあるのでとても便利です。また、充実したお土産が揃っている物産店では、小菅村の旬のものや特産品、工芸品などを購入することができます。
フォレストアドベンチャーオリジナルのＴシャツや手袋などグッズも取り揃っているのでゆっくり見て回りたいポイントです。

フォレストアドベンチャーでたっぷりからだを動かして汗をかいた後は、日帰り入浴ができる「小菅の湯」で温泉に入ることができます。自然に囲まれた露天風呂では心身ともにリラックスできそうですね♪是非、お出かけの際にはお風呂に入る準備も持っていくといいかもしれません。


・コースが利用できない小さい子でも遊べるポイント
ヤギがいる畑・・・ヤギがいる畑でヤギがのどかに過ごす姿を見ることができます。フォレストアドベンチャー内ではなくヤギいる畑は小菅の湯の並びになります。フォレストアドベンチャーで遊んでいるとどこからともなくヤギの鳴き声が聞こえてくるので和やかな気持ちになります。

無料のキッズコーナー・・・ロープを登ったり、丸太の上を歩いたり全身を使ってアスレチックで遊ぶことができます。駐車場からフォレストアドベンチャーへの受付方向へ歩いていく途中にアスレチックへの案内看板があります。


ボルダリング体験ができる小屋を除くとフォレストアドベンチャーは屋外施設になります。お天気のいい日や外に出るのがが気持ちいい季節などは森の中で体を動かすのがとても気持ちよく感じられますね。夏でも葉っぱが日差しを遮ってくれます。台風や悪天候の場合、施設がクローズすることもありますので事前に確認をしてからお出かけください。また冬季休業期間がありますのでホームページにて最新情報をご確認ください。


・オムツ交換室・・・フォレストアドベンチャー内にはトイレがないのでトイレ利用の際には「道の駅　こすげ」のトイレを利用します。フォレストアドベンチャーのコース利用のために安全装置をつけるのですが、つけたままトイレに行くことができないので安全装置をつけてもらう前にトイレを済ましておきましょう。赤ちゃんのオムツ交換室は、源流レストランとふれあい館がある建物内にオムツ交換台がありますのでそちらをご利用ください。